

- 感想戦したら強くなれるってホント?
- 感想戦はどうやればいいの?
- 感想戦のコツは?
級位者さんのこんな疑問を解決する記事です。
なぜなら記事の内容で感想戦を行って、僕が実際に上達したからです。
まず感想戦で得られることを説明し、次に感想戦の方法を解説。
注意点や次のステップもお伝えします。
記事を読み終えると、何のためにどのように感想戦を行うか理解し、早く上達する為の感想戦ができるようになります。
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目次
感想戦とは
対局が終わった後に、指し手について検討することです。
NHK杯なんかで、終わった後に駒を動かしつつ延々やってるアレですね。
なお通常は対局者2人で行うものを指しますが、この記事では1人で検討することも感想戦に含めます。
上達に繋がる感想戦の効果2つ
感想戦は上達に必要と言われます。
なぜなら感想戦を通して、勝つ為に必要なメンタルの強さと指し手の技術を得られるからです。
僕も感想戦をしない時期は伸び悩みましたが、感想戦をすると自分の指し手が良くなるのが分かりました。
感想戦は強くなる近道です。
上達に必要な精神力が身につく
感想戦をすると、精神的に強くなります。
対局後すぐに感情を整理しなければならないですからね。
誰でも負けた後は特に、イライラや悔しさなど負の感情が込み上げるもの。
そんな時に気持ちを抑えて感想戦を行う。
それが対局中に悪手をした際、気持ちを切り替えるのに役立ちます。
悪手や弱点を改善するきっかけとなる
感想戦をすると、指し手が良くなり上達します。
なぜなら悪手やより良い手を知ることで、次の対局に活かせるからです。
逆に感想戦をせず、毎日10局とか指してるのに級が上がらない人が実は多いです。
感想戦をしないと同じミスを繰り返してしまいます。
振り返って指し手の改善をしましょう。
上達に繋がる感想戦の方法
ここからは感想戦の具体的な方法を、以下3つの場合に分けて解説します。
- 1人で行う時
- 自分より棋力が高い相手と行う時
- 自分と棋力が同じか低い相手と行う時
1人で行う時
この記事の最重要部分です。
ネット対局が普及した現代では、相手が目の前にいない対局がメインの方が多いはず。
3つの手順で感想戦をすれば、あなたは早く上達します。
時間が長いと疲れるので、1局5~10分を目安にすると良いでしょう。
ステップ1:好手を1つ探す
アプリの対局では、終局したら初手から最終手まで簡単に再生できます。
再生しながら、まず自分の好手を探しましょう。
なぜなら自分が良い手を指したと知ると自信がつき、自信があれば次の対局で良い手を指しやすいからです。
ひどいボロ負けをしても、好手が1つは見つかるものですよ。
好手があれば負けのダメージも回復しやすいですね。
最初は好手かどうか自信が持てないと思います。
後でAIを使って答え合わせができるので、「好手っぽい」と思うぐらいでOKです。
ステップ2:悪手を1つ探す
もう一度初手から見直しつつ、1番悪い手を探しましょう。
自分が指す悪手の傾向を知っていれば、対策できますからね。
例えば級位者さんがやってしまう、遠くにある角の利きに気づかず銀をタダでとられるなど。
ミスが分かれば、次からは相手の角の位置に注意できるはず。
なお、探す悪手は1つで充分です。
1局に1つの改善が積み重なれば、指し手が次第に良くなるのを実感できますよ。
ステップ3:AIで解析する
自分で検討を終えた後にAIを使うと、上達が加速します。
なぜなら自分の指し手とAIの推奨手を比べて、将棋への理解が深まるからです。
僕が級位者の頃はAIが普及しておらず、自分で感想戦をした内容が正しいか分かりませんでした。
AIを使ってからは答え合わせができてすっきりし、上達も早くなりました。
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詳しく知りたい方は、下の記事を見てください。
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自分より棋力が高い相手と行う時
自分より強い人と対局したら「悪い手はありましたか?」と聞きましょう。
そうすれば、改善のヒントになるはず。
有段者だと最初から最後まで覚えていることも多いので、対局中の読み筋と比較して教えてくれると思います。
積極的に質問する人ほど、強くなりやすいですよ。
最初は勇気がいりますが、上達の為と思って頑張りましょう!
不愛想と思った人が、意外に丁寧に教えてくれたりします 笑
自分と棋力が同じか低い相手と行う時
級位者さん同士で対局したら、無理に感想戦を行わないで良いと思います。
どちらも指し手を覚えていないことが多いですからね。
投了した局面付近は思い出しやすいので、できれば最後の部分だけ一緒に考えると良いでしょう。
感想戦の注意点
感想戦の際は、以下2点に気をつけて下さい。上達の速度が変わってきます。
- 相手の意見を受け入れる
- 勝っても自分の悪手を探す
相手の意見を受け入れる
上達の為には、自分と違った意見を受け入れるのが超重要です。
なぜなら他人の見解を否定していては、視野が広がらず強くなれないからです。
1級の頃の僕がそうでした 苦笑
意見が対立したら絶対譲らず、俺が正しい!という姿勢。
形勢判断が正確にならず、長い間伸び悩みました。
時には正反対の意見も言われますが、こんな考えもあるんだと受け入れましょう。
勝っても自分の悪手を探す
勝った対局でも、必ず悪手を探しましょう。
1局を通して悪手が全くないという将棋は、ほとんどありませんからね。
相手が見逃してくれたり、悪手から不利になったという手が見つかるはず。
改善点を見つけるほど、多く良い手を指せ上達できます。
次のステップの感想戦
初段が近づくと棋譜を再生できる範囲も増え、自分より棋力が低い相手と指す機会も増えるでしょう。
その際はぜひ、相手の立場に立って感想戦をしていただければと思います。
そうすればまずあなた自身が棋力を伸ばせます。
更にあなたがモデルとなることで、後に将棋を始める多くの人に貢献できるのではないでしょうか。
具体的には以下2点。
- 先に好手を褒める
- 次に悪手を1つ指摘、替わる手も教える
先に好手を褒める
終局したら、すぐ相手の好手を褒めましょう。
なぜなら悪い点ばかり指摘されると、相手が落ち込んでしまうからです。
中倉彰子女流二段も、将棋教室では対局が終わったらまず相手の子供を褒めるそうです。
次に悪手を1つ指摘、替わる手も教える
相手の悪手を指摘したら、セットでどう指すと良かったか教えてあげて下さい。
「この手が悪かった」と言われるだけでは改善できないですからね。
勝った後は特に、相手の悪い部分にだけ目が向きがちなので注意しましょう。
まとめ
- 感想戦とは、対局後の検討
- 感想戦の効果として精神的に強くなり、指し手も良くなる
- 感想戦の方法
- 1人→自分で好手と悪手を探した後AIで解析
- 強い相手→何が悪かったか教えてもらう
- 同じか低い棋力→無理せず、できれば終盤を振り返る
- 相手の意見を受け入れ、勝っても悪手を探すのが大切
- 棋力が低い相手の立場に立って、褒めてから悪手と候補手を伝えるとなお良し
記事の内容を踏まえ全ての対局で感想戦を行えば、あなたは必ず早く上達します。
行動することが重要ですので、次の対局で早速実践して下さいね。
「本気で強くなりたい!」
という方は、あなたに合う激指のバージョンを見つけましょう。
応援しています。頑張ってください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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