- 将棋の手筋って何?
- 手筋をどう学べば強くなれるの?
- おススメの手筋本を教えて!
という疑問を抱えている将棋の初心者~級位者さんのお悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら、ご紹介する方法を実践して、僕が将棋ウォーズの達成率を上げたからです。
記事では勝てるようになる手筋本の選び方と読み方を解説した後、おススメの手筋本をご紹介します。
この記事を読み終えると、手筋を効果的に学び、棋力向上に繋げる方法が分かります。
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目次
将棋の手筋とは
手筋とはある局面で共通して使えるテクニックで、手筋をたくさん覚えて使いこなせば勝率が上がります。
なぜなら手筋は良い手であり、指せると有利になりやすいからです。
例えば図で、次の1手を考えてみて下さい。
正解は☗3四香。
香車の「田楽刺し」という手筋で、次に必ず相手の角か金を取って駒得になります。
手筋を知れば知るほど好手を指しやすいのです。
手筋を身につける方法
結論、自分で使えば身につきやすいです。
本を読むだけではすぐ忘れてしまいますよね。
自分の頭で考えて発見した手は、僕の経験上別の対局でも活かせるものです。
単に読むだけでなく、実際に使いましょう。
とはいえ、学んだ内容がすぐ対局に出てくるとは限らないじゃないか!と感じますよね。
その対策として以下の2つが有効です。
1.対局を増やす
対局をしてアウトプットの機会を増やしましょう。
インプットの時間が多くても、使わなければ身につきません。
1日1〜3局対局、1日5分手筋本を読むと僕は学びを実戦に活かせました。
対局>学び が大切です。
なお対局については6級以下なら百鍛将棋、5級以上には将棋ウォーズがおススメです。
2.次の1手を解く
次の1手とはその名の通り、局面から次の指し手を予想する形式で、自分の頭で考える訓練になります。
解説のみされている本だと受け身ですが、次の1手形式は頭を使う為身になりやすいです。
僕も解説本ばかり読んでいる間は理解している実感が湧きませんでしたが、次の1手をやるようになってから対局で使え始めました。
次の1手形式の本を選びましょう。
手筋本の選び方
手筋の本は序・中・終盤、攻めや守りなどテーマも難易度も様々なので、今の自分に合ったものを選ぶのが大切です。
自分のレベルや課題と異なる本を読んでも強くなるのに効率が悪いです。
僕は「○○が良書らしい」という評判で本を選んでいた間は、勝率が上がりませんでした。
具体的な選ぶ基準は以下の2つ。
弱点を知る
まず対局を通して自分が強化すべきポイントを知りましょう。
なぜなら弱い部分の底上げができてこそ、棋力が上がるからです。
級位者さんは序盤は初段、終盤は6級のように部分的な力にムラがある方が多いです(僕もそうでした 苦笑)。
30局ぐらい指せば、自分の弱点が見えると思います。
簡単な本を選ぶ
書店やwebの無料部分を読んで、簡単と思える本を解きましょう。
なぜなら難しい問題は正解解けない上解説も理解できず、結局実戦で使えないからです。
プロの指し手に挑戦!みたいな本を級位者の頃読みましたが、背伸びしすぎても自分の対局では活かせませんでしたね。
解けそうな問題か確認しましょう。
手筋本の解き方
手筋を実戦で使えるようになる為に、手筋本の解き方にも注意が必要です。
以下の2点を心掛けないと、努力の効果が薄くなってしまうので気をつけましょう。
僕は効率の悪い努力ばかりし、1級から初段になるのに数年かかってしまいました 苦笑
読者の皆さんは僕と同じ失敗を避けて下さいね。
解けなかったら答えを見よう!
級位者さんは、3分考えても指し手を思いつかなかったら解答を見ちゃいましょう。
なぜなら長い時間考えても、指し手を思いつけず学びにもならないからです。
僕は今でもたまに長く考えすぎてしまうのですが、そんな時は同じ読みを繰り返すばかりであまり意味がないですね。
サクッと次に進みましょう!
1冊の本を3周しよう!
本を解き終えたら繰り返すのが重要です。
なぜなら1回では全ての内容を自分の中に落とし込む事はできないからです。
僕はどんな本でも1周目はふわっと理解している感じ。
3周ぐらいしてようやく指し手の意味が分かり、実戦でも使えるようになります。
実感するまで繰り返しましょう。
おススメ手筋本3選
前述のように、あなたの今の課題に合わせた本が最適ですが、選ぶ際の参考にご紹介しますね。
1.手筋全般
基本手筋を一から学びたい!というあなたは、「ひと目の手筋」がおススメです。
章が駒別、囲いくずし、端攻め、受けと分かれており、対局の色々な局面で学んだ内容を活かせるでしょう。
こんなレビューもあるので、初級者さんもやりやすそうです。
本の後ろの方は歯ごたえのある問題が多かったが、それ以外は10級から5級くらい向けの内容に思えた。
アマゾンレビューより引用
2.定跡系
定跡書を読むけどあまり頭に入らないんだよな…というあなたは、定跡系の次の1手がおススメです。
定跡書より頭を使い、自分の読みと正解を比較しながら定跡とそこに含まれる手筋を学べます。
僕は「中飛車定跡コレクション」にお世話になりました。
実践で定跡順から外れた局面でも、学んだ内容が活きて不利にならない手を指せているのを実感しています。
居飛車や振り飛車の様々な戦型で出版されています。
なお効率的な定跡学習法を知りたい方は、下の記事をどうぞ。
-
初級者もできる!実戦に役立つ将棋定跡の選び方と覚え方
ゆーきゃんアマチュア三段。40冊以上の定跡書を読み試行錯誤する中で、実戦に活かせる覚え方が分かりました。 初級者さん 定跡を覚えられない。 定跡はどう学び始めればいいの? 定跡書はどう読めばいいの? ...
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3.終盤系
詰将棋やりまくってるんだけど、終盤が中々強くなれない…というあなたは、終盤系がおススメです。
詰みがない局面で相手の王様を追い詰める技術は、詰将棋では身につきませんからね。
僕は「寄せが見える本〈基礎編〉」を読み、王手は追う手をせず縛る、つまり先に逃げ道をなくす事ができるようになりました。
級位者向けとなっていますがちょっと難しいかもなので、自信がない方は「ひと目の寄せ」なども良いかも。
終盤力の上げ方は、下の記事で解説しました。
-
苦手を克服しよう!将棋の終盤の要素4つと鍛え方、メンタルまで解説
自分は終盤が弱すぎる… 終盤力の伸ばし方は? 終盤の考え方は? 終盤はメンタルも大切なの? ゆーきゃんアマチュア三段。 終盤が苦手でしたが克服しました。 終盤力に悩む1〜5級の方の疑問を解決する記事を ...
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おまけ1:羽生の法則
次の1手形式ではないですが、「羽生の法則」も評価が高いです。
有段者でも棋力向上に役立ったという声がたくさんあります。
僕も全て読みましたが、分かりやすいと思いつつも実戦に活かす事はできませんでした。
本記事では次の1手をおススメしていますが、普通の本を読みたい方はありかも。
おまけ2:Kindle Unlimited
色々な手筋が気になる方は、Kindle Unlimited もあります。
序盤〜終盤や攻めや受けなど、多くの手筋本が読み放題。
- ひと目の歩の手筋
- 終盤の総手筋
- 中飛車定跡コレクション
あなたが学びたい内容でプロが書いた良質な本を、手軽に読めますよ!
定跡などをガッツリ学ぶにも、サクッと調べるにも僕は重宝しています。
本を探す時間と買うお金が、だいぶ少なくなりましたね。
おまけ3:激指
序盤の手筋をしっかり学んで本気で強くなりたい!
というあなたには、「激指 定跡道場5」がおススメです。
数十冊分の定跡が含まれる上、プロレベルのAIと対局・解析できますよ!
定跡を1つ1つ学ぶことで、序盤知識の差からのボロ負けが少なくなるでしょう。
ソフトの監修は「定跡の伝道師」所司和晴七段。
僕は所司七段の定跡書と次の1手本を、数冊使いました。
定跡を体系的に把握し、次の1手で理解を深めて対局で活かせるようになりましたよ。
「激指 定跡道場5」には、そのような良質の本が大量に含まれているということです。
あなたもソフト1本で、多くの戦型の定跡を整理し理解を深められます。
またプロレベルのAIと対局・解析を通して、指し手が良くなるのを実感し勝率が上がりますよ!
導入した初級者さんが、周りの人より早く上達するのをしばしば見ます。
定跡を学びながら上達したい方には、ぴったりです。
まとめ
- 手筋とはテクニックで、知識が増えれば勝率も上がる
- 対局と次の1手で身につく
- 自分の弱点を克服できる簡単な本が良い
- 分からなかったら答えを見て、繰り返すのが大切
- 手筋全般・定跡系・終盤系がおススメ
- 羽生の法則も評価が高い
上記の内容を実践すれば、あなたは将棋の手筋を習得し、必ず級を上げる事ができます。
実践する事が最重要なので、考えてみましょう。
- あなたの弱点は何ですか?
それを踏まえ、
- 3日以内に書店で手筋の本を買いましょう。
効率よく強くなりたい!
というあなたは激指定跡道場5で序盤の手筋を学びつつ、プロレベルのAIと駒落ち対局すると上達の速度が上がりますよ。
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激指定跡道場5で序盤・中盤・終盤全てを効率よく伸ばしてライバルより早く上達できます
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